家庭菜園でよく耳にする「残渣」について解説!

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家庭菜園でを始めたばかりの初心者さんは、本やインターネットで情報を得るたびに知らない言葉が多すぎてびっくりしていませんか?

私も家庭菜園を始めたばかりのころは、毎日のように知らない言葉を調べては勉強をする繰り返しでした。

そんな初心者さんでも大丈夫です!

今回は、家庭菜園の初心者さんがよく耳にする「残渣(ざんさ)」とは何かについて分かりやすく解説します。

ここで解説する「残渣」は、畑やベランダ栽培などの家庭菜園で使用する言葉を説明します。

※食品や飲料・医療の分野でも使われる言葉ですが、今回はこの分野の言葉の解説は省きます。

目次

「残渣」とは

残渣(ざんさ)とは

野菜のつる、茎、葉や、虫や病気の被害を受けた植物、大きさや形が悪く食べられない部分、もともと食べることができない部分のこと。

つまり、野菜づくりをして、実際に食べる部分以外は「残渣」になります。

例えば、トマトやナスの実以外の部分や、白菜やキャベツの外葉、病気になって引っこ抜いた野菜の株全体などがあげられます。

このように、野菜づくりにおいて「ゴミ」になってしまう部分なので、「野菜くず」と表現されることもあります。

「残渣処理」とは

残渣処理(ざんさしょり)とは

残渣(野菜くず)を畑から取り除いてごみとして処分したり焼却すること、または堆肥として再利用すること

つまり、残渣処理とは、畑で出た野菜くずを、「ゴミ」として燃やして処理するか、「堆肥(たいひ)」としてリサイクルするといった2つの方法があります。

①ゴミとして処分する

野菜くずを「燃えるゴミ」として捨てる方法。

【例】
・ベランダのプランター栽培で、余分な葉や収穫し終えた野菜の株を「燃えるゴミ」として処分する。
・市民農園や貸し畑での野菜づくりで、野菜くずを捨てる設備がない場合、野菜くずを自宅に持ち帰り「燃えるゴミ」として処理する。

②堆肥(たいひ)として利用する

堆肥(たいひ)とは

家畜のふんや落ち葉などの有機物を微生物が分解・発酵したもので、土の性質をよくするために利用されるもの

野菜くずにひと手間加えて、野菜づくりにいい土を作るための材料を作るイメージです。

市民農園などの畑を借りている場合は、自分の畑に余っていることろがあれば、そこに穴を掘って埋めておくだけでも数か月後には「堆肥」ができます。

ただし、注意点もあるので、詳しくは別の記事をご覧ください。(●作成中)

また、一部の市民農園やシェア畑、貸し農園では、農園内に「残渣置き場」や「野菜くず置き場」といった、野菜くずを捨てる場所が設置されていることがあり、多くの場合は、これらの野菜くずは「堆肥」として利用されます。

「ゴミ」として燃やされてしまうものを、「堆肥」として活用できれば、環境にも野菜にも、お財布にも優しいですね!

「残渣置き場」とは

残渣置き場(ざんさおきば)とは

残渣(野菜くず)を集めるためのスペースこと

市民農園や貸し畑を利用している人は、畑ででた野菜くずは、農園の「残渣置き場」に持っていくか、畑のスペースに余裕があれば、穴を掘って手作り堆肥に挑戦してみましょう。

まとめ

  • 残渣とは、野菜のつる、茎、葉や、虫や病気の被害を受けた植物、大きさや形が悪く食べられない部分、もともと食べることができない部分のこと。
  • 残渣処理には「処分する」と方法と「堆肥として利用する」方法の2つがある。

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