この記事は家庭菜園1年目の初心者の体験の記録です
この記事でお伝えする内容は、家庭菜園1年目の初心者の私が実際に野菜づくりを行った時のことを書いています。
そのため、プロの農家さん家庭菜園のベテランさんが当たり前に行っていることをしていなかったり、1年目ならではの、勘違いや知識の足りなさを大いに感じる内容になっています。
それでも、おいしい野菜がたくさんできました。
何より、時間を忘れてしまうほどの家庭菜園という趣味に巡り合うことができました!
私は、市民農園のおかげで、野菜を育てる楽しさを知り、野菜を食べる健康的な生活を手に入れることもできました!
苦手であった一部の野菜も、今では好んで食べるようになるなど、おおげさかもしれませんが、人生や生活が大きく変わるきっかけをくれたのが「市民農園での野菜づくり」です。
この、野菜づくりの記録は、家庭菜園を始めたいけれど、一歩踏み出せない方の背中をそっと押すそんな記事になったらいいなと思います。
この記事では、実際に行ったことをもとに、良かった点、改善する点、本当はどうしたらよかったのかをお伝えします。
野菜の育て方は、あくまで一例として参考程度にご覧ください。
1回目のニンジンの種まきは失敗
私が購入した五寸ニンジンの種は、7月に種まきが可能だったため、2023年7月7日に種まきを行いました。
ニンジンは、発芽するまで土を乾燥させてしまうと、発芽率が極端に悪くなってしまうという特徴があるため、毎日仕事後に畑に通い、水やりをしていました。
しかし、2023年の夏は、35℃を超えるような記録的な猛暑日が続いていた夏です。ニンジンの発芽適温は、15~25℃であり、35℃以上では発芽しません。
このことを調べずに種まきをしたため、発芽することなく、1回目のニンジン栽培は失敗に終わりました。
2回目のニンジン栽培はミニニンジンが収穫できた!
ニンジン栽培をあきらめきれず、涼しくなってきたころに、ニンジンの種まきに再挑戦しました。
ここでは、2回目のニンジンの栽培について記録していきます。
ニンジンの土づくり
【クワで耕す】苗の植え付け4週間前
・土をクワで耕してフカフカにします。ニンジンは根を張る野菜なので、気持ち深め(20㎝程度)に耕しました。
【堆肥を投入する】苗の植え付け4週間前
・発酵鶏ふんを1㎡あたり1㎏投入し、表面15~20㎝程度の土と混ざるよう、軽くクワでなじませました。
(発酵鶏ふんは、堆肥として利用することは少ないです。初心者の私はこの知識が足りていませんでした。)
【補足】
※発酵鶏ふんは堆肥として使用することもありますが、栄養分が多く、どちらかというと肥料向けの資材です。
※発酵鶏ふんは堆肥として利用するのではなく、元肥として使用することをおすすめします。
石灰資材は投入しなかった
・春作の土づくりの時に、苦土石灰を施したため、今回は苦土石灰を投入しませんでした。
元肥は投入しなかった
・発酵鶏ふんを堆肥として投入していたこともあり、元肥は投入しませんでした。
ニンジンの畝立て
・私が借りていた畑は、春作の野菜を育てている時は、隣の利用者が、私の敷地に少し入り込むくらい野菜を育てていたため、春作が終わった後に、中途半端なスペースができました。
・今回のニンジンはその中途半端なスペースに種まきをしました。そのため、畝の幅は15㎝程度、畝の高さは5cm程度で、マルチングは行いませんでした。
ニンジンの手入れ~収穫までの記録
2023年9月24日(種まき0日目)
ニンジンの種まきを行いました。ニンジンは発芽率が悪いため、多めにばらまきします。
2023年10月1日(種まき7日目)
ニンジンが発芽しました!双葉が出ています。またまた写真を撮り忘れてしまいました。
画像はイメージです。
2023年10月8日(種まき14日目)
ノートの記録には本葉が4~5枚出てきていると記録されていましたが、またまた写真を撮り忘れ。ここで間引きをしました。
2023年11月13日(種まき50日目)
最終の間引きをして、株間15cm程度にしました。
間引きニンジンはとってもかわいいサイズ!
ニンジンの葉も一緒にかき揚げにしていただきました!
2023年12月10日(種まき77日目)
葉丈は15cm程度に生長しました。
軽く土を掘り、ニンジンの太り具合を確認しましたが、太さは1.5cmほど。
種まきの時期が遅かったこともあり、生長がなかなか思うように進みません。
2023年12月25日(種まき92日目)
寒さの影響でこれ以上生長しないと判断し、ニンジンを収穫しました。
長さは10〜15cm、太さは2〜3cmのミニニンジンが収穫できました!
大きさは満足な結果が出ませんでしたが、カレーに入れてもニンジンの甘みが伝わるほど味はよかったです!
ニンジンの収穫量
長さは10〜15cm、太さは2〜3cmのニンジンは7本程度しか収穫できませんでした。
種まきの時期が遅れると、植物は生長しなくなるため、満足な大きさの野菜の収穫は難しくなりました。
収穫量は少なかったですが、甘くて柔らかくておいしかったので、よしとします!
ニンジンを育てた感想
夏のニンジンの種まきの適期は7月ですが、2023年は異常な夏であり、7月にまいたニンジンはすべて失敗してしまいました。
周りの畑の方も同じように、夏のニンジンの種まきは芽が出ないと言っていたため、私の育て方の問題だけではなく、気候も関係してると思われます。
暑さが和らいできたころの9月下旬にニンジンの種まきのリベンジをしましたが、明らかに種まきの時期が遅すぎました。
その結果、ニンジンの生長が寒さとともに止まってしまい、細く小さいニンジンとなりました。
ここ最近は、異常気象が続いているため、種の袋通りに種まきをしても、芽がでないこともあります。なかなか難しいなと感じました。
育てたニンジンは、小さいながらも、甘く柔らかく、味はとてもよかったです!
ニンジンは発芽が難しいと言われていますが、毎日水やりをしてたら、2回目のニンジンの発芽は割とスムーズでした。
種まきの時期を反省点とし、次回は大きくておいしいニンジンづくりに挑戦したいと思います!