ここ最近、20代30代の若い世代でも、農を楽しむ「農レジャー」の人気が高まっていることをご存じですか
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「農」から連想する、畑や野菜づくりは、高齢の方の趣味であるイメージがありましたが、ここ最近では、20代、30代の若い世代でも趣味として「農」を楽しむ「農レジャー」がブームになっています。
今は畑は年齢関係なく楽しめる趣味になっているよ!
今回は、私が実際に1年間市民農園の小さな畑を借りて、野菜を育てた経験をもとに、今市民農園の人気が高まっている理由を7つ紹介します!
この記事を読むことで、市民農園の人気の理由がわかり、市民農園を借りてみたい!という気持ちが一層高まると思います!
ここ数年の環境と市民農園のニーズの変化
わたしたちは、ここ数年で「コロナ禍」という未曽有の事態を経験しました。
そんな中で、人との接触や移動を制限されたり、一人の時間が増えたりと、いままでにない環境におかれたことで、新たな価値観をもった人も多いのではないでしょうか。
コロナウイルスの影響も家庭菜園の人気を高めた要因になったと感じます。
コロナ禍の巣ごもり需要
コロナが流行り始めた2019年12月ごろから、「三密」や「うちで過ごそう」といったキーワードが有名になり、人と関わらない、一人で過ごすという新たな流れが生まれました。
そこで、自宅のベランダで野菜を育てたり、「密」にならない外で楽しめる市民農園での野菜づくりが人気になったと思われます。
ひとりで始められる趣味
コロナ禍で人と会う機会を減らす流れになりました。
1人でもできる 趣味としてガーデニングや家庭菜園が広がったと思われます。
そんなコロナ禍で小さく始めたベランダ菜園を、少し大きい畑に変えて挑戦したい人が今、市民農園で野菜づくりを始め、人気が高まっていると感じます。
ひとりでまったりと趣味を楽しむのも悪くないよね!
市民農園が人気の理由7選
市民農園は、大きな畑を小さく区切って、その一角(一区画)を使って野菜を育てます。
周りの畑では、いろいろな野菜が育てられていて、都市部でも自然を感じられる癒しのスポットです。
そんな市民農園がなぜ人気が高まっているのか、私の経験も踏まえて7つ紹介します。
市民農園は疲れた現代人の癒やしの空間
みなさんは、普段の生活で疲れすぎていませんか?
現代はSNSが発達して常に情報にさらされています。脳も知らず知らずのうちに疲れ果てています。
また、ストレスを抱えながら仕事や育児を頑張っている人もたくさんいると思います。
そんな時に、自然豊かな市民農園に行くと、野菜を眺めているだけでとっても癒されます。
都市部に住んでいても、市民農園にいけば自然に癒される。
そんな空間が人気の理由です。
市民農園は自然に触れる喜びを味わえる
生活の利便性を考えて都市部に住んでいる人もいると思います。
都市部は買い物も移動も困らないですが、 自然との触れ合いが減ってしまいます。
そんな日常に市民農園があると、自然に触れる喜びを味わうことができます。
自分の努力が収穫という形でみえる
会社で理不尽な扱いを受け、努力も報われないなんて考えている人もいるのではないでしょうか?
野菜は愛情を込めて育てると、すくすく育ち、実をつけます。
「収穫」を迎えたときは、努力が報われた気がして、やりがいや達成感が生まれます。
自分で育てた野菜はおいしい
「自分で育てた野菜はおいしい」
これは、市民農園の利用者さんからよく聞く言葉です。
私も実際に市民農園で野菜づくりをして、今まで食べてきた野菜の中で、自分で作った野菜が一番おいしいと感じました。
特にナスは、油を多めにして「焼きナス」にすると、お肉よりジューシーに。
とろっとろのごちそうナスになります。
これは野菜を育てた人にだけ分かる特権。
家庭菜園を始めようか迷っている人は、ぜひ自分の手で野菜を育ててほしいです!
ベランダ菜園でも野菜づくりはできますが、畑の方が根を広く深くまで張れるので、野菜も大きくおいしく育ちます。
採れたての新鮮な野菜を食べることができる
採れたてて野菜のおいしさを知ると離れられなくなるよ!
採れたてのレタスのシャキシャキ感。
採れたて枝豆の何とも言えない香り。
収穫してその日のうちに食卓に並ぶ。
家庭菜園ならではの醍醐味ですね!
野菜を食べる機会が増えて健康的な食事になる
野菜を育てていると、収穫の時期にはたくさんの野菜が採れます。すると、必然的に食卓に並ぶ野菜の数も多くなります。
自分で育てた野菜はおいしくて、食べることに対する満足度も上がるので、私自身、無駄な食べものを買ったり、お菓子を食べることが激減しました。
その結果肌荒れは改善。体重は野菜をたくさん食べているので変わりませんが…体脂肪率は順調に減っています。
楽しく育てて健康にも役立つ。一石二鳥ですね!
場合によっては節約になる
夏場の収穫が多い時期には、スーパーのLサイズの袋がいっぱいになるほどの野菜が収穫できます。
スーパーで買い物をするとき、さすがにそんなに大量には野菜を購入しようと思わないですよね。
借りている畑の料金や肥料代にもよりますが、上手に育ててたくさん収穫すれば、節約になるかもしれません。
実際に1年間市民農園を借りて野菜づくりをしたらほぼ黒字になったよ!
詳しくはこちらの記事にまとめました!
結論
市民農園が人気の理由7つ
- 市民農園は疲れた現代人の癒やしの空間
- 市民農園は自然に触れる喜びを味わえる
- 自分の努力が収穫という形でみえる
- 自分で育てた野菜はおいしい
- 採れたての新鮮野菜を食べることができる
- 野菜を食べる機会が増えて健康的な食事になる
- 場合によっては節約になる
補足
ここまで、市民農園が人気である理由をいろいろ解説してきましたが、
私は、なぜ市民農園で野菜づくりをしているかというと、「野菜が愛おしくて野菜づくりがやめられない!」
最後はこの結論に至ります。
植物が大好きです。
自然が大好きです。
頑張って育ってくれている野菜が愛おしくてたまらないです。
市民農園に興味を持っている方が、野菜づくりの楽しさを知って、癒しの農園ライフが送れることを祈っております!