市民農園での基本の服装・対策を解説!後悔しないアイテムをそろえよう!

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市民農園で自分で野菜を育てようと決意したけれど、どんなことに気を付けて服装や身に着けるものを選んだらいいのか疑問に思いませんか?

必要なものをそろえなければいけないけれど、アイテム選びには失敗したくない!と思いますよね。

今回は、畑仕事の基本的な服装と、実際に私がアイテムをそろえるうえで気を付けたポイントを体験談を含めて解説します。

この記事を読むことで、畑ではどんな服装をしたらよいのか、どんな対策が必要なのか、そろえておきたいアイテムと選ぶ時のポイントが分かります。

目次

畑作業をするときの服装

畑作業の服装の基本

市民農園や貸し農園などの小さな畑でも、普段歩いている公道とは違います。

自然が多く、道はコンクリートで補装されている場所はほぼなく、土の上を歩きます。

また、自然が豊かであれば、虫のすみかにもなるため、虫刺されの機会も多くなります。

畑を耕したり、土に埋まっている芋などを収穫する場合は、特に足元は汚れますし、動き大きくなるので、動きやすい服装である必要があります。

畑作業の服装の基本は以下の3つになります。

・動きやすい服装(耕したり、重い物を運んだり動きが多い)
・汚れてもいい服装(土で汚れる、汗をかく)
・肌の露出を最小限にする (虫刺されや植物によるかぶれを防ぐ、ケガの防止)

畑作業の服装の例

まずは、畑での作業で身に着けるものをです。

  • 長袖
  • 長ズボン
  • 長靴
  • 長めの靴下
  • 手袋
  • 帽子

では、実際にどんな服装をすればよいのか、例を挙げていきます。

長袖

手首までカバーされるものにしましょう。


七分丈などの短い長袖は、肌が露出している手首周りのケガやかぶれの原因になるため、気を付けましょう。


日焼けが気になる方は、UVカット機能付きの長袖がおすすめです。

夏場は、暑さとの闘いにもなるので、接触冷感+UVカット機能がついたパーカーもおすすめです!

UVカットパーカーを着る場合は、中に通気性・撥水性のいい半袖を着ておくといいでしょう。

長ズボン

短めの丈のズボンではなく、10分丈の長ズボンにしましょう。

長靴を履く場合でも、素肌と長靴が直接触れると、蒸れますし不快なので、長ズボンにしましょう。

また、夏場は特に汗をかきます。

通気性のいい長ズボンにするとなおいいでしょう。

【体験談】
沖縄で「きび砂糖」の原料になる「きび刈り」体験をしたときのこと。
9分丈のスポーツ用のレギンスで「きび刈り」をしました。
肌が露出していた足首の一部がくっきりとかぶれました。
畑にいた虫に刺されたのか、植物でかぶれたのかは分かりませんが、強烈な痒みで夜眠れませんでした

長靴

土で汚れるので、おしゃれなレインブーツではなく、ゴム長靴にしましょう。

収穫体験など、一時的に利用するのであれば、安めのゴム長靴でもいいと思いますが、市民農園を借りて畑を自分で管理していく場合は、ある程度の長さがあり、口の部分がひもで調節できるものがおすすめです。

【体験談】
私は、短く口が広めの安い長靴を買ってしまいました。
畑を耕すときに、土が長靴の中に入ることが多く不快でした。
短すぎる長靴や、ブカブカの長靴は土が長靴の中に入る可能性が高くなります。
長靴の口をひもで調整できるようなものにすると、より汚れを防ぐことができます。

今は、「いかにも農作業用」といった感じの長靴ではなく、農作業用でもおしゃれなものもあります。

靴屋さんを見て回りましたが、おしゃれで機能的な長靴を置いている店舗は私が住んでいる近くにはなかったです。

ネットで買えばよかったと少し後悔しています。

長靴の口を調整できる紐もついているので、機能性もバッチリです!

長めの靴下

くるぶし丈の靴下(くるぶしソックス)のような、短めの靴下は、靴下とズボンの間にわずかに隙間ができて、長靴に接してすれて痛みがでたり、汗で蒸れて不快です

また、長靴の中は蒸れるので、足首15㎝程度の長さのある吸水性のある靴下にした方が、蒸れを防げて快適です。

手袋

収穫体験などで一時的に利用するのであれば、軍手でもいいですが、家庭菜園の場合は、園芸用の厚めの手袋を用意しておくといいです。

防水性のあるものや、滑り止めがついているものは、作業しやすく長く使えるので、はじめに揃えておきましょう。

帽子

長い時間外で作業をすることもあるため、首までカバーされた帽子がおすすめ。

キャップはおしゃれですが、つばが小さいものは暑く感じますし、日焼けもします。

実際に着用していたもの

次に、私が実際に市民農園で畑仕事をするときに着ていたものを紹介します。

  • 帽子 (UVカット・遮光機能あり)
  • UVカットのパーカー(中に吸水・撥水性のいいTシャツ着用)
  • ジーパン(伸縮性あり)
  • 長靴
  • 手袋

家庭菜園を始める時に、「作業着」の購入をしてもいいですが、より、手軽に始めるためには、今もっている服の中で、汚れてもよく、動きやすく、肌が覆えるものがあれば、その服を利用しましょう

注意してほしいのが、「長靴選び」です。

長靴は畑を始めるときに買いそろえる人が大半だと思います。

長靴への投資は決してケチらないでください!

なぜなら、一度買ってしまうと、場所も取りますし、大きいので、気軽に処分できるものでもありませんし、安くても1足1000円前後するので、買い替えも躊躇しがちです。

私自身、短めの安い長靴にしてしまったために、畑を耕すたびに、長靴の中に土が入ってしまい、後悔した経験があるからです。長靴選びは時に慎重に行いましょう。

【長靴選びのポイント】
・ある程度の長さのものを選ぶ
・長靴の口が紐で調整できるものを選ぶ
・長靴を買うときはケチらず検討する

畑で必要な5つの対策とアイテム

ここでは、市民農園で畑仕事をするにあたって必要な対策を解説します。

畑は、日当たりのいい場所に位置していることが多く、特に夏場は暑いですし、日焼けもします。

暑いとも出ますし、脱水にも注意です。

また、自然の多い場所であり、虫も集まってきます。そのため、虫対策も必要になります。

ここでは、畑で必要な対策5つについて解説します。

①畑で必要な対策「暑さ」

特に、夏場は強い日差しの中で作業するため、暑さ対策は必須になります。

長袖、長ズボンを着用することが基本ですが、これらの素材を通気性のよい素材にすると、暑さもいくらか和らぎます。

また、畑を耕す、重い資材を運ぶなど、身体を動かす作業では、春先や秋であっても身体が温まり、暑くなることも想定されます。

作業による体感温度の変化も考慮して服を選びましょう。

②畑で必要な対策「脱水」

気温が高く、日差しが強いと、汗をかきます。

すると、脱水のリスクも高くなります。

また、汗をかいている実感がなくても、皮膚や呼吸で人の身体からは常に水分が奪われています。

畑作業をするときは、塩分タブレット水筒を持参するなど、脱水対策も必要です。

塩分タブレットはスーパーやドラックストアで販売しています。

水筒は、保温・保冷機能の優れたものがおすすめです。

暑い日は、保冷機能がないと、水筒の中身はほんの30分程度でぬるくなります。

寒い日は、温かいお茶を入れてきても、水筒自体が熱くて持ちにくいですし、お茶の温度も冷めやすくぬるいお茶になってしまいます。

夏場は「キンキンに冷えた飲み物」を、冬場は「ホッとできる温かい飲み物」が飲める水筒は節約にもなって万能です!

③畑で必要な対策「汗」

気温や湿度が高いと汗をかきます。

汗は、あせもの原因にもなりますし、ベタついて不快でもあります。

汗拭きシート汗拭き用のタオル制汗剤を用意すると快適に作業ができます。

汗拭きはタオルでもいいのですが、手に土がついて汚れていることが予想されるため、使い捨ての汗拭きシートの方が使った後の片付けも手軽でおすすめです。

また、夏場は、暑さ対策でも紹介した、「クールリング」などを活用して、身体を冷やすことも効果的です。

④畑で必要な対策「日焼け」

日差しが強い日は、特に日焼け対策が必要です。

曇りの日でも、少ない量の紫外線が降り注いでいると言われています。

畑に出るときは、どんな天気であっても日焼け対策をしておくと安心です。

日焼けによるシミは10~20年後に現れます。

日差しが弱いからいいか!と日焼け対策を怠ることで、10年20年後に後悔することになるので、日焼け対策は万全にしましょう。

おすすめの日焼け対策は、日焼け止め+帽子やUVカットの服の二段ガードです!

帽子やUVカットの服などで、紫外線を浴びる量を減らし、浴びてしまった紫外線が肌に吸収されることを防ぐために、肌にもガードとなる日焼け止めを塗りましょう。

わたしは日焼け止めは「アネッサ」を愛用中。

趣味でダイビングをするのですが、アネッサを塗っているときは、他の日焼け止めを使っていたころより、日焼けしている感じが減りました!

⑤畑で必要な対策「虫」

畑は自然が多く、その分虫もいます。

長袖、長ズボンで肌を守ることを基本とし、虫よけスプレーの使用も検討しましょう。

①暑さ対策→通気性のよい服・クールリング
②脱水対策→水分補給・塩分タブレット
③汗対策→汗拭きシート・制汗剤・クールリング
④日焼け→日焼け止め・UVカット素材の服・帽子
⑤虫→長袖長ズボン・虫よけスプレー

畑でNGな服装

暑いなら半袖半ズボンでいいじゃん!と思われた人もいるかもしれません。

しかし、半袖半ズボンはNGです。

半袖・半ズボンで暑さ対策になるかもしれませんが、肌が出ていると、ケガや虫刺され、植物によるかぶれの原因にもなり危険です。

また、サンダルも涼しいですが、畑はデコボコ道が多いので、歩きにくく転んでしまう可能性もあるため、運動靴や長靴を履きましょう。

・半袖・半ズボンなどの肌の露出の多い服装は、ケガや虫刺され、植物によるかぶれの原因となるため避ける。
・サンダルは転んでしまう可能性があるため避ける。

結論

【畑の基本的な服装】

  • 動きやすい服装
  • 汚れてもいい服装
  • 肌の露出が少ない服装

【具体的な服装】

  • 長袖・長ズボン
  • 長靴・長めの靴下
  • 帽子
  • 手袋

【必要な対策とアイテム】

  • 暑さ対策→通気性のよい服・クールリング
  • 脱水対策→水分補給・塩分タブレット
  • 汗対策→汗拭きシート・制汗剤・クールリング
  • 日焼け→日焼け止め・UVカット素材の服・帽子
  • 虫→長袖長ズボン・虫よけスプレ

【NGな服装】

  • 半袖・半ズボン
  • サンダル

補足

今回は、畑に必要なアイテムのうち、身に着けるものを中心にお伝えしました。

自分で野菜づくりを始めると、あれも必要、これも必要という状況が出てくるかもしれません。

その時は、適宜自分にあったアイテムを揃えましょう。

この記事では、畑の基本的な服装を解説しましたが、市民農園で野菜づくりをしている人の中には、家事や育児の合間、仕事後に畑に行かざるを得ない状況の人もいると思います。

特に仕事後は、着替えていたら農園が閉まる時間なることもあるでしょう。

そんな方のために、「仕事後に市民農園に行く服装」についてもまとめてみました!

こちらの記事もぜひお読みください。

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